2020年1月5日~12日までアメリカのフロリダ州オーランドにあるダブルツリー バイ ヒルトン アット ジ エントランス トゥ ユニバーサル オーランドというホテルで開催されたAwesome Games Done Quick 2020(以下AGDQ2020)に行ってきました。GDQは日本でも認知されてきているので準備から実際の会場の雰囲気などを書けたらいいなぁって思っています。
AGDQとは
AGDQとは、「Awesome Games Done Quick」の頭文字を取ったもので、海外のタイムアタック(TA)系では最大のコミュニティである「Speed Demos Archive(SDA)」が主体となって年始に毎年行っているオフラインのチャリティーRTAイベントです。
世界中からRTAプレイヤーが一同に介し、交代交代でプレイヤーごとにそれぞれのプレイできるRTAを披露していきます。
多くのプレイヤーが集まるからか、会場には人をたくさん収容することのできるホテルを使用しています。
チャリティー配信となっているだけあり、RTAを披露すると同時に寄付金も募っています。
寄付金はガンを防止するために活動している非営利団体である「Prevent Cancer Foundation」に寄付されます。
(RTAPlay!AGDQより引用)
今回日本からは走者としてbecoさん、ohonさん、ボランティアとしてHoishinさん、観客として私とつりゃさんが行きました。
きっかけ
私自身SGDQやAGDQは2016年からTwitch上で視聴していました。ただアメリカだし行くことはほぼないだろうと思っていました。ただ「行きたい!」って思うきっかけってすぐ来るんですね。SGDQ2019を視聴していてドネート(寄付)が300万ドルを超えた瞬間会場にいる人たちが一斉にスタンディングオベーションをし、走者の人やスタッフ、周りの観客の人たちが抱き合ってるの見て「これは凄い!実際に行って見てみたい!」と思い行くことにしました。
準備
①GDQのアカウント登録
②Game SubmissionとRegistration
③ホテル予約
④飛行機予約とESTA申請
①GDQのアカウント登録
8月から ②Game Submission 9月中旬から10月上旬までの間に ②Registrationが始まるのでそれまでにGDQのホームページからアカウントを作っておきましょう。アカウントを作るのは簡単ですがイベントに申し込むためにはAccount Information(GDQ上に表示する名前やメールアドレスを打ち込む所)とは別にProfile(本名や電話番号などの個人情報を打ち込む所)を完成させる必要があります。
②Game SubmissionとRegistration
ゲームを申請するなら8月の中旬からGame Submissionの申請が始まります。英語でゲーム名、EST、動画、ゲーム紹介を提出します。動画は自分の記録動画で大丈夫です。ゲーム紹介はそのゲームの魅力などの熱い思いを語ってください。倍率はものすごく高いので受かるかは神頼みしておきましょう。(僕は落ちました)
Game Submissionが終わって落ち着いたらRegistrationが始まります。こちらはイベントに参加する上で必須且つ先着順なので申請日はしっかり確認しておきましょう。AGDQ2020では定員が3000人、参加料は80ドルで支払いはクレジットカードだけだった気がします。Wave1とWave2の申請期間があり、先着1500人ずつに分けられています。Wave1は約30分ぐらいで埋まり私はこの時私は先着漏れしました。
Wave1で漏れたとしてもWave2がまだあるのでそこでしっかりと申請しましょう。Wave2も数日で埋まってました。申請と支払いが済むと自分のプロフィールページにチェックマークと会場で受け付けするときにパスポートとかいるから持ってきてねというメッセージが出てきたら申請完了です。
③ホテル予約
Registrationが完了したらホテルを抑えましょう。今回はつりゃさんが部屋を取ってくれたので私と割り勘で支払いをしました。本当はbecoさんとohonさんの4人で1つの部屋を使うつもりだったのですが色々すれ違いがあり日本を飛び立つ2日前まで部屋が取れていないというハプニングが起きたりしていました。
④飛行機予約とESTA申請
飛行機は格安航空で取って19万ぐらいでした。Hoishinさん曰くもうちょっと安く取れたって言われてマジですか・・・ってなったので色々なサイトで見比べたり詳しい人に聞いたりするのがいいかもしれないです。
飛行機を取ったらESTAの申請をしましょう。個人情報や滞在先の情報などを入力します。ここら辺は調べたら出てくるので調べてください。
現地での事とか
出発
16時ぐらいに羽田空港に着いてつりゃさんと挨拶をしチェックインを済ませつりゃさんの出発を見送りました。19時のフライトまで暇だったのでぶらぶらしたりご飯を食べたりしました。
アメリカ着
入国審査とか乗り継ぎとか色々あってオーランド国際空港に23時ごろ到着。おどおどしながら歩いてたら背中を叩かれびびりながら振り返ったらHoishinさんでした。その瞬間めちゃくちゃ安心しました。つりゃさんが飛行機の遅れで24時すぎに合流しUberでホテルに向かいました。運転手さんとHoishinさんの会話を聞いていたのですが3割ほどしか聞き取れずヤバいなぁって思ってたりもしました。ホテルに着いてチェックインをし部屋に行こうとしたらbecoさんとohonさんがいたので挨拶をし、部屋に向かいました。
1日目
8時ごろに起きバッジ(名札みたいなやつ)を貰いに受付にいきました。バッジを貰ったらAGDQ来た!って感じが湧いてきてとてもわくわくしました。
プラクティスルームに行ったら私と同じTシャツを着ている人がいて「Cool!」って言ってくれたので「Nice!」って返してお互いにbってやってたりしました。朝ご飯を食べにbecoさんとohonさんと合流をしホテルの近くにあるバーガーキングに行きました。本場のハンバーガー食べますかって言って注文したら「No」って言われてみんなで「えっ」とか困惑しながら仕方なくBreakfastセットみたいなのを注文しました。(7ドルぐらい。めっちゃ量ある)
11時からオープニングが始まるので配信ルームに行き、部屋の大きさに度肝を抜かれました。
めっちゃ広いし人もめっちゃいるし設備も凄い!!!パネラーの人たちの茶番(?)で会場が大盛り上がりでした。RiJもこういう事やったら面白そうじゃないですかとbecoさんたちに言ったりとか。
マリオ3が始まり少ししたら会場を詳しく見ることに。
殆どの部屋でゲームが出来るのですがちゃんと部屋ごとに役割が分かれていたりしたので紹介。Area1がCasual room Area2がプロジェクターがあり色々なゲームのトーナメントをしていました。(僕が見ていたときはポケモン剣盾のダブルバトルトーナメントをやっていました。)Area3がスマブラ専用部屋。64から最新作のSPまで老若男女の人がやっていました。Area4がPrivate room(走者の人が静かに練習するための部屋)Area5がPractice roomといった感じになっていました。まぁどこでも練習とかしていいんですけどね。
Space Coastは行っていないので詳しいことはわかりませんがボードゲームとかできる場所なのかな?Gold Coastはゲームセンターだと思ってください。初日と2日目はピンボールしかありませんでしたが3日目から日本の筐体が搬入されてきているのでまた後で詳しく。
(Area5から全体の写真 奥の部屋がArea1)
会場を歩いてる色々な人に話しかけられたりしておどおどしたりしていました。でも最終的には仲良くなって一緒に写真を撮ったり、知り合いの走者とあってお話をしたりしていました。そんなこんなで夜になり会場内で売っている売店で夜ご飯を買いました。
ハンバーガー(6ドルとピザ1切れ(3ドル)
写真だと伝わらないと思いますが凄いでかいです。これだけでもお腹がいっぱいになりました。味は・・・うん・・・普通って感じでした。ただこれがのちにあんなことになるとは・・・
つりゃさんがgymnastさんのゼルダの伝説 スカイウォードソードを会場で見たいと言っていたので一緒に見ることに。前列2列目といういい席で見ることが出来ました。(配信の待機画面に映ってます。)そこで走者席の設備やパネラーの方たちが座る所も見れてやっぱり規模が違うとまた実感しました。
(スピーカーの左にあるカメラが待機画面で観客を映しているカメラ)
(モニターにスカウォが4画面映っている謎の光景)
(パネラーの人がいつもいる場所。走者にもインタビューしたりしている場所)
主人公の名前が「Honk」でテキストにHonkが出るたびにみんな「Honk!」って呼んでいて楽しかったです。私も出るたび呼んでいました。こういう所はRiJとは違う部分なのでとても楽しく見ることが出来ました。
部屋に戻ってテレビでAGDQを見ながら1日目を終了しました。
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